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ロングトーンのやり方|声を安定して長く伸ばす練習方法

ロングトーンとは、同じ音を一定の音量・音程で長く伸ばす発声練習。息の支え・音程の安定・声量のコントロールを同時に鍛えられます。基本のやり方と、安定しないときの原因別の直し方を解説します。

ボイとれ!編集部ボイとれ!編集部
ロングトーンのやり方|声を安定して長く伸ばす練習方法

ロングトーンとは、同じ音を一定の音量・音程で長く伸ばす発声練習のこと。息の支え・音程の安定・声量のコントロールを同時に鍛えられる、ボイトレの基礎中の基礎です。長く伸ばすこと自体が目的ではなく、最初から最後まで音が揺れない・音量が落ちない状態を保つのがゴール。やり方と長く安定させるコツを解説します。

ロングトーンとは?何のためにやるのか

ロングトーンとは、1つの音を、できるだけ長く・まっすぐ・同じ音量で伸ばし続ける練習です。「あー」と1音を伸ばすだけのシンプルな練習ですが、次の3つを同時に鍛えられます。

  • 息の支え:長く伸ばすには、息を少しずつ効率よく使う必要がある
  • 音程の安定:伸ばしている間に音が揺れないか(ピッチのブレ)がわかる
  • 声量のコントロール:尻すぼみにならず、最後まで同じ音量を保てるか

「長さ」だけを競う練習ではありません。10秒でも、まっすぐ安定して伸ばせるほうが、20秒揺れながら伸ばすより価値があります。

ロングトーンのやり方|基本の手順

  1. 楽な高さの音を選ぶ:無理のない、自分にとって出しやすい音程から始めます。
  2. お腹から息を吸う:腹式呼吸で、肩を上げずにお腹をふくらませて息を吸います。→ 腹式呼吸で歌う方法|歌が変わる息の使い方と自宅練習
  3. 「あー」と、一定の音量で伸ばす:出だしで強く出しすぎず、最後まで同じ音量・同じ音程を保つイメージ。
  4. 息が切れる少し手前で止める:無理に絞り出さず、余裕を持って終える。
  5. 秒数より「まっすぐさ」をチェック:録音して聴き返し、音程や音量が揺れていないか確認します。

慣れてきたら、母音を「あ→い→う→え→お」と変えたり、音の高さを変えたりして、いろいろな条件でまっすぐ伸ばせるか試してみましょう。

ロングトーンが安定しない原因と直し方

ロングトーンをやってみて、次のような症状が出る場合は原因が分かれます。

  • 音量がだんだん小さくなる → 息の量を配分できていない。最初に息を使いすぎている可能性があります。最初は「少し物足りない」くらいの音量から始めると、最後まで持ちやすくなります。
  • 音程が揺れる・下がっていく → 息の支えが不足しているか、喉に余計な力が入っています。腹式呼吸で息を安定させる練習を先にすると効果的です。
  • すぐに息が切れる → 息の吐き方が速すぎます。細く長く吐く感覚をつかむには、ろうそくの炎を揺らさないように長く息を吹きかけるイメージが役立ちます。
  • 喉が疲れる・痛くなる → 力んで声を張っているサインです。音量を落として、まず楽に伸ばせる強さから練習し直しましょう。

ロングトーンの応用|ビブラートやフレーズにつなげる

ロングトーンで「まっすぐ伸ばす」感覚が身につくと、次のステップに応用できます。

  • ビブラート:まっすぐ伸ばせるようになってから、意図的に音を揺らす練習に進むと自然にかかりやすくなります。→ ビブラートの出し方|自然に揺らすコツと練習方法
  • フレーズの伸ばしどころ:歌の中でロングトーンが安定していると、サビの伸ばす箇所などで説得力のある歌唱になります。

毎日少しずつ、記録しながら続ける

ロングトーンは地味な練習なので、「今日は何秒、どれくらいまっすぐ伸ばせたか」を録音して記録すると続けやすくなります。同じ条件(同じ音の高さ・同じ時間帯)で定期的に試すと、自分の成長が見えやすくなります。

ただし、録音を聴き返して「揺れているかどうか」を自分だけで正確に判断するのは意外と難しいものです。自分の声は骨を伝わって聞こえるため、実際より安定しているように感じてしまうことがあります。

歌の練習アプリ「ボイとれ!」は、録音した声を症状別に診断し、音程が不安定・声量が続かないといったクセを見つけて、それに合った練習メニューを組んでくれます。ロングトーンだけを漠然と続けるより、自分の弱点に合わせて練習を組み立てるほうが、上達への近道になります。まずは自分の声のタイプを知るところから始めてみてください。

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