ボイトレアプリおすすめ3選|独学で歌が上手くなる選び方
ボイトレアプリは「録音して客観視できるか」「弱点に合った練習に導いてくれるか」で選ぶのがおすすめ。声を症状別に診断して直せる「ボイとれ!」を筆頭に、独学で歌が上手くなりたい人向けのおすすめアプリ3つを、長所・短所と選び方つきで比較します。

ボイトレアプリは種類が多くて迷いますが、選ぶ基準はシンプルです。「録音して自分の声を客観的に確認できるか」「自分の弱点(声のクセ)に合った練習に導いてくれるか」「毎日続けられるか」——この3点で選ぶのがおすすめです。編集部が特におすすめしたいのは、声を症状別に診断して直せる「ボイとれ!」。この記事では選び方の3つのポイントと、独学で歌が上手くなりたい人向けのおすすめアプリ3つを、それぞれの長所・短所とあわせて紹介します。
ボイトレアプリの選び方|失敗しない3つのチェックポイント
まず結論として、アプリ選びで見るべきは次の3つです。ここがそろっているほど、独学でも上達を実感しやすくなります。
- 録音して客観的に聞けるか:自分に聞こえている声は、骨や体を伝わる響き(骨伝導=こつでんどう)が混ざるため、他の人に届く声より上手に聞こえがちです。録音を聴き返せるアプリなら、この「思い込み」を外して本当の声と向き合えます。
- 弱点(声のクセ)を練習に落とし込めるか:「音程が合っているか」を点数で出すだけでは、次に何を直せばいいか分かりません。自分のクセを見つけ、それに合った練習まで案内してくれるかが差になります。
- 毎日続けられる手軽さがあるか:ボイトレは短くても毎日続けるほうが効きます。1回が重すぎず、生活に組み込めるかを見ましょう。
この3点を踏まえて、おすすめの3アプリを紹介します。
おすすめボイトレアプリ3選【比較表】
先に3つを一覧で見比べてみましょう。
| アプリ | タイプ | 料金の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ボイとれ! | 声を症状別に診断→専用レッスン+お手本 | 2週間無料→月980円 | 弱点を見つけて狙って直したい/独学で伸び悩む人 |
| Voick | リアルタイム音程分析・歌声診断 | 基本無料(一部アプリ内課金) | 数値やグラフで細かく分析したい研究派 |
| 毎日ボイトレ | 1日3分・3ステップの毎日メニュー | 基本無料(プレミアムは月2,000円ほど) | まず練習を習慣づけたいライト層 |
以下、それぞれの中身を詳しく見ていきます。
1位|ボイとれ!|声を症状別に診断して直せる

編集部の一番のおすすめは「ボイとれ!」です。おすすめの理由は、多くのアプリが苦手な「あなたのクセを見つけて、そこを直す練習まで案内する」ところに振り切っているからです。
音程アプリの多くは「合っているか」を点数や数値で見せてくれますが、"なぜ下手に聞こえるのか・次に何を練習すればいいのか"までは教えてくれません。ボイとれ!は録音した声を「張り上げ・力み」「裏返り」「息っぽい・弱い」「つながった声」といった症状のタイプに分けて診断し、あなたのクセに合わせた練習メニューを自動で組みます。さらに、目指す音がわかるお手本の声と一緒に練習できるので、独学でも「正しい状態」を耳で確かめながら進められます。まさに、自分の声のクセ(症状)を見分けるところから直すまでを一本でつないでくれるアプリです。
- 良い点:声を症状別に診断してくれる/診断結果から専用メニューが自動でできる/お手本と一緒に練習できる/2週間無料で試せる
- 気をつけたい点:カラオケの採点や曲データベースのような機能はなく、あくまで「声そのものを鍛える」ことに特化しています
料金は2週間無料で試せて、その後は月額980円です。▶ App Store / Google Play からダウンロードできます。
2位|Voick|本格的な音程分析で数値派に

Voick(ヴォイック)は、歌声をリアルタイムで解析し、音程のズレをセント(半音をさらに100分割した細かい単位)で見せてくれる、分析機能が本格的なアプリです。音域測定・ビブラート診断・ロングトーン診断といった「歌声診断」も豊富で、レッスンには採点機能もついています。数字やグラフで自分の声を細かく研究したい人に向いています。
- 良い点:精密な音程の可視化/多彩な歌声診断/レッスンの種類が豊富
- 気をつけたい点:分析は細かい一方で、「その結果、まず何から直せばいいか」は自分で判断する必要があります。数値を読むのが好きな人ほど活かせます
▶ App Store からダウンロードできます。
3位|毎日ボイトレ|1日3分で習慣化したい人に

毎日ボイトレは、その名の通り「1日3分・3ステップ」で毎日の練習を習慣にすることに振り切ったアプリです。お手本の声と自分の声を比べながらトレーニングでき、結果が保存されるので成長も見えます。「まずは毎日声を出す習慣をつけたい」というライト層の入り口に向いています。
- 良い点:毎日のメニューが手軽/お手本と聴き比べられる/習慣にしやすい
- 気をつけたい点:レッスンを受け放題にするプレミアムプランは月2,000円ほどで、有料プランに入ると費用はやや高めになります
▶ App Store からダウンロードできます。
自分に合うボイトレアプリの見つけ方
最後に、タイプ別の選び方をまとめます。
- 自分の弱点を見つけて、そこを狙って直したい → ボイとれ!
- 数値やグラフで細かく分析・研究したい → Voick
- とにかくまず毎日の練習を習慣にしたい → 毎日ボイトレ
そもそもアプリと教室のどちらにするか迷っている人は、ボイトレはアプリと教室どっちがいい? も読んでみてください。
どのアプリを選んでも、上達の出発点は同じです。「録音して自分の声を客観的に知り、弱点(声のクセ)を見極めて、そこを狙って直す」こと。まずは気になったアプリを一つ入れて、今日一曲だけ録音して聴き返すところから始めてみてください。自分の声と正面から向き合えたその瞬間が、独学でも着実に伸びていく第一歩になります。
なお、練習していて喉に痛みや違和感が続くときは、無理をせず耳鼻咽喉科など専門医に相談してください。



