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カラオケの発声練習になる曲|1曲目のウォームアップにおすすめの音域つき曲リスト

カラオケの1曲目に向くウォームアップ曲を、実際の音域データとともに紹介。「少年時代」「世界に一つだけの花」「ハナミズキ」など音域が広すぎずロングトーンが多い曲を男女別に解説します。

ボイとれ!編集部ボイとれ!編集部
カラオケの発声練習になる曲|1曲目のウォームアップにおすすめの音域つき曲リスト

カラオケの1曲目は、その日の喉のコンディションを決める大事な準備運動です。音域が広すぎず、ロングトーン(音を伸ばすフレーズ)が多い曲を選べば、1曲目がそのまま発声練習になり、2曲目以降を無理なく歌えるようになります。

なぜ「1曲目の曲選び」が大事なのか

歌う前の喉は、運動前の筋肉と同じでまだ準備ができていません。いきなり音域の広い曲や高音の張り上げが必要な曲を選ぶと、喉が温まらないまま無理な負荷がかかり、その日全体の喉の調子を崩しやすくなります。逆に、音域が1オクターブ前後に収まり、音を伸ばす箇所が多い曲を1曲目に選べば、リップロールやハミングと同じように、声を出しやすい状態に整えながら歌に入っていけます。

ウォームアップ向きの曲に共通する条件は次の3つです。

  • 音域が広すぎない(目安は1オクターブ前後。跳躍の大きいサビがない)
  • テンポがゆっくりで、音を伸ばす箇所が多い(勢いでごまかせず、声の状態に集中できる)
  • 高すぎる声を張り上げなくても歌いきれる(原曲キーのままで無理なく届く)

男性向け|ウォームアップに向く曲と音域

実際の音域データとともに、ウォームアップに向く曲を紹介します。

曲名アーティスト音域の目安ウォームアップに向くポイント
少年時代井上陽水E3〜F4(地声、約1オクターブ強)全体的に低めで、高音は曲中1回のみ。音を伸ばすメロディが多く喉に負担が少ない
世界に一つだけの花SMAPC#3〜F#4音域が狭く、キー調整もしやすい。ゆったりしたテンポで声を出す感覚をつかみやすい
中島みゆきF3〜A#4音域が比較的狭く、Aメロ・サビとも音を丁寧に伸ばす箇所が多い

いずれも音域は1オクターブ前後に収まっており、高音を張り上げる必要がある曲ではありません。原曲キーのままで届く場合はそのまま、少しきついと感じたらキーを1〜2下げて、まずは「力を抜いたまま音を伸ばせるか」を確認するとよいウォームアップになります。

女性向け|ウォームアップに向く曲と音域

曲名アーティスト音域の目安ウォームアップに向くポイント
ハナミズキ一青窈G#3〜B4(地声)ゆったりしたバラードで、音を伸ばすフレーズが多い。高音も裏声に逃げず地声で丁寧に出す練習になる
中島みゆきF3〜A#4男女どちらのキーでも歌いやすく、音の跳躍が少ないので喉への負担が少ない
NagisaimaseE3〜F4音域が1オクターブ強に収まり、テンポもゆったりで声を温めやすい

女性の曲は男性向けの曲より音域がやや高めに出やすいため、最初から原曲キーにこだわらず、少し下げたキーで「音を伸ばしたときに声が揺れないか」を確認するところから始めると、喉に負担をかけずに済みます。

ウォームアップ曲を歌うときに意識したいこと

曲名を選んだだけでは、ウォームアップとしての効果は半分しか出ません。歌いながら次の2点を意識すると、1曲目が本当の準備運動になります。

  • 音を伸ばすフレーズで、声の大きさが一定に保てているか:伸ばしている途中で声が小さくなったり震えたりする場合、そこが息の支えが弱いポイントです。無理に大きな声で押し切らず、まずは伸ばしきれる音量から始めましょう。
  • 高い音を、地声のまま力まず出せているか:喉を締めて張り上げている感覚があれば、その日はキーを下げて様子を見るサインです。無理をして声を出し続けると、2曲目以降にさらに喉が疲れてしまいます。

このあたりの「息の使い方」そのものを底上げしたい場合は、腹式呼吸の練習を普段の発声練習に取り入れておくと、ウォームアップ曲を歌う余裕も変わってきます。カラオケに行く前日や当日の自宅練習では、腹式呼吸で歌う方法を数分行っておくのもおすすめです。

ウォームアップの先に、目的別の発声練習がある

ここまで紹介した曲は、あくまで「その場で喉を目覚めさせる」ためのウォームアップです。歌自体を上達させたい場合は、ウォームアップの先に基礎を鍛える練習や、自分の弱点に絞った練習も必要になります。目的ごとにどんな発声練習を、どんな順番で行えばいいかは、発声練習のやり方で目的別に整理しています。

また、ウォームアップ曲の次にどんな曲を歌うかで迷ったときは、換声点まわりを鍛えたい人向けのミックスボイスの練習曲も参考にしてみてください。

自分に合うウォームアップ曲を、症状から見つける

ここで紹介した曲は、あくまで一般的にウォームアップに向く曲です。ただし、あなたの喉が実際にどこでつまずきやすいか(張り上げやすい・裏返りやすい・息っぽくなりやすい等)によって、ウォームアップで重点的に確認したいポイントも変わってきます。

歌の練習アプリ「ボイとれ!」では、録音した声を症状別に診断し、その症状に効くお手本音源や練習メニューを提示してくれます。カラオケに行く前に自分の声のクセを知っておけば、1曲目のウォームアップで何を確認すればいいかがはっきりし、その日のカラオケ全体の歌いやすさも変わってきます。まずは自分の声のタイプを知るところから始めてみてください。→ あなたの声のクセはどのタイプ?4つの症状と直し方【セルフ診断】

教室に通うほどの時間や費用はかけたくないけれど、独学のままだと自分の声の状態が正しく分かっているか不安、という人も多いはずです。アプリと教室のどちらが自分に合っているかで迷ったときは、ボイトレはアプリと教室どっちがいい?も参考にしてみてください。

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