男性が歌いやすい曲【音域一覧】曇天・桜坂・3月9日など最高音つきで比較
男性が歌いやすい曲を、実際の音域(最低音〜最高音)とともに具体的に紹介。「曇天」「桜坂」「3月9日」など低音向けの定番曲から、高音派向けの曲まで表で比較できます。

男性が歌いやすい曲は、声が低めか高めかによって向いている曲がはっきり分かれます。この記事では、低音が得意なタイプ・高音が得意なタイプそれぞれに向く曲を、実際の音域(最低音・最高音)とともに具体的に紹介します。
男性が歌いやすい曲を選ぶときの基本
男性の地声の音域は、女性に比べて全体的に低めです。「歌いやすい曲」を探すときは、次の2点を意識すると選びやすくなります。
- サビの最高音が、自分の地声の上限からそれほど離れていない曲を選ぶ:離れすぎていると、張り上げたり裏返ったりしやすくなります。
- 原曲キーにこだわらず、カラオケのキー変更機能で1〜3つ下げてみる:それだけで「歌いにくい」と感じていた曲が、驚くほど歌いやすくなることがあります。
声が低めの男性が歌いやすい曲(低音・狭音域)
もともと声が低めの男性は、次のような低音中心・音域の狭い曲から選ぶと歌いやすく感じられます。
| 曲名 | アーティスト | 最低音〜最高音の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 小さな恋のうた | MONGOL800 | A#2〜G#4(1オクターブ強) | サビ以外は低音が続き、原曲キーのまま歌いやすい定番曲 |
| 曇天 | DOES | C3〜F4 | Aメロ〜Bメロが低〜中音域で安定、音の跳躍が少ない |
| 桜坂 | 福山雅治 | D3〜F#4 | スローテンポで最高音も控えめ、平均的な男性の音域に収まりやすい |
| 3月9日 | レミオロメン | C3〜G4 | 音域の幅が1.5オクターブ強と狭め、裏声を使わず歌い切れる |
| 海の声 | 桐谷健太(浦島太郎) | B2〜F4 | ラストサビで転調するが、それ以外は緩やかなメロディで低め |
これらの曲は最高音がF4〜G4あたりに収まっており、地声で無理なく届く人が多い音域です。
なかでも「曇天」と「桜坂」は、同じ低音向けでも難所の性質がまったく違います。曇天は最高音そのものは高くないのに、その高さが繰り返し続くため後半でバテやすい曲。桜坂は最高音F#4がCメロに一度だけ出るだけで、サビはD4止まりという構造です。原曲キーで歌えるかどうかの判断材料と、下げるなら何個下げるかの目安は、それぞれの曲の音域を1曲ずつ細かく見た記事にまとめています。
- 「曇天」(DOES)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
- 桜坂(福山雅治)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
- 「3月9日」(レミオロメン)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
- 「小さな恋のうた」(MONGOL800)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
裏声を使わず地声だけで歌い切りたいなら、ゆずの「栄光の架橋」も候補です。B2〜A4と最高音は少し高めですが、裏声への切り替えがなくミドルの地声だけで押し切れる応援歌で、サビの盛り上げどころをどう配分するかは「栄光の架橋」(ゆず)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安にまとめています。
地声と裏声をなめらかに使い分けたい方はこちらも参考にしてください。→ ミックスボイスの出し方|地声のまま高音を楽に出す練習方法
声が高めの男性が歌いやすい曲(高音・裏声を活かせる曲)
声が高め、あるいは裏声がよく通る男性には、次のような曲が向いています。低音向けと同じく、実際の音域(最低音〜最高音の目安)とあわせて紹介します。
| 曲名 | アーティスト | 最低音〜最高音の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 恋 | 星野源 | E3〜F#4(裏声はA4まで) | 地声の最高音はF#4と控えめで、裏声を使う場面が多く、裏声が得意な人ほど余裕を持って歌える |
| チェリー | スピッツ | E3〜A4 | 最高音A4が出てくるのはサビの一部だけで、音の跳躍が少なく、高めの曲に挑戦する最初の1曲に向く定番 |
| サザンカ | SEKAI NO OWARI | D3〜A4 | 地声最高音A4はサビで約4回。低音は希少で、中〜高音を張れる人向けのバラード |
| ひまわりの約束 | 秦基博 | D#3〜A#4(裏声もA#4まで) | スローテンポでメロディの動きは緩やかだが、地声最高音はA#4とやや高め。声が高めの人が実力を発揮しやすい |
| ドライフラワー | 優里 | G3〜A4(裏声はC5まで) | 音域が狭く、サビで最高音A4が繰り返し出てくるため、高めの地声をそのまま活かしやすい |
| 幾億光年 | Omoinotake | D3〜C#5(裏声はF#5まで) | 地声で高音を張り上げるソウルバラード。サビの地声hiC#を裏声に逃がさず鳴らし切るのが山場で、地声の高音に自信のある人向け |
| Pretender | Official髭男dism | D#3〜C5(裏声はC#5まで) | 地声最高音C5がサビで何度も出てくる高難度曲。ミックスボイスが安定してから挑む1曲 |
最高音がA4前後の曲は、声が高めの男性にとって「地声か軽いミックスボイスで届く」ちょうどよいラインです。まずはチェリーのように最高音が一瞬だけの曲や、ひまわりの約束のようにメロディの動きが緩やかな曲から試し、慣れてきたらPretenderのように地声最高音C5が連発する曲へ段階的に挑戦すると、無理なくレパートリーを広げられます。なお、音域は出典や歌い方によって半音ほど前後するため、原曲キーでの目安として捉えてください。
この3曲は、それぞれ「裏声への切り替え」(恋・ドライフラワー)と「高音の持久力」(Pretender)という別々の壁があります。原曲キーで歌えるかの判断とキーの下げ幅は、1曲ずつ音域を見た記事で確認できます。
- 「恋」(星野源)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
- 「ドライフラワー」(優里)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
- 「Pretender」(Official髭男dism)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
裏声に逃がさず地声のまま高音を張り切りたいタイプなら、Omoinotakeの「幾億光年」も歌いごたえのある1曲です。サビの地声hiC#をどこまで地声で押し、どこで下げるかの目安は「幾億光年」(Omoinotake)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安にまとめています。
高音が出せるからといって喉に力を入れて張り上げていると、歌い終わったあとに喉が疲れやすくなります。→ 高音で喉が締まる・張り上げてしまう人へ|脱力して高音を出す練習
男性が「歌いにくい」と感じやすい曲の特徴
逆に、男性が歌いにくいと感じやすいのは、次のような曲です。
- 原曲キーのサビが、地声の上限より明らかに高い曲
- 音の跳躍が激しく、低音から高音へ一気に飛ぶメロディの曲
- 女性キーで作られた曲を、キー変更なしでそのまま歌おうとする場合
「歌いにくい」と感じたら、無理に原曲キーで押し通すのではなく、まずキーを調整してみる、それでも苦しければ別の曲に切り替える、という柔軟さが長く楽しむコツです。
音域が狭いのに歌いにくい曲もある
なお、「音域が狭い=歌いやすい」とは限りません。たとえばポルノグラフィティの「サウダージ」は、最低音B3〜地声最高音G#4と、音域の幅が1オクターブに届かない極端に狭い曲です。それでも歌い切るのが難しいのは、その狭い音域がまるごと中高音に置かれていて、休憩どころがないから。高い音に「居続ける時間」の長さも、歌いやすさを左右します。→ 「サウダージ」(ポルノグラフィティ)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安
選曲の工夫だけでなく、声そのものを整える
キーの調整や曲選びは、今すぐできる有効な対策です。ただ、選べる曲の幅を根本的に広げたいなら、自分の声のクセを知って直していくことが近道になります。特に男性は、地声と裏声の音の差が大きく感じられやすく、換声点(地声と裏声の切り替わり)で段差が出やすい傾向があります。
歌の練習アプリ「ボイとれ!」は、録音した声を症状別に診断し、そのクセに合わせた練習メニューを組んでくれます。「高い曲はいつも張り上げてしまう」「裏声にすぐ逃げてしまう」と感じるなら、まずは自分の声のタイプを知るところから始めてみてください。→ あなたの声のクセはどのタイプ?4つの症状と直し方【セルフ診断】
男性向けのカラオケ選曲について、タイプを問わず基本から知りたい方はこちらも参考にしてください。→ カラオケで歌いやすい曲の選び方|タイプ別のおすすめと探し方



