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喉を痛めない歌い方|声がかれる原因とケア・予防の習慣

歌ったあとに喉が痛い・声がかれるのは、多くの場合「喉に負担をかける歌い方」の積み重ねが原因です。喉を痛める歌い方の共通点と、ウォームアップ・水分補給・無理をしない判断基準など、予防とケアの習慣をまとめて解説します。

ボイとれ!編集部ボイとれ!編集部
喉を痛めない歌い方|声がかれる原因とケア・予防の習慣

歌ったあとに喉が痛い・声がかれるのは、才能や体質の問題ではなく、多くの場合「喉に負担をかける歌い方」の積み重ねが原因です。喉を痛めない歌い方は、力を抜く発声の工夫だけでなく、歌う前後のケアや、痛みが出たときにすぐ休む習慣もセットで身につけることで近づけます。この記事では、喉を痛める歌い方の共通点と、今日からできる予防・ケアの習慣をまとめて解説します。

歌ったあとに喉が痛い・かれるのは、歌い方が原因のことが多い

「たくさん歌ったから」「声を出しすぎたから」と、喉の痛みや声がれを"量"のせいにしていないでしょうか。実際には、同じ時間だけ歌っても、喉を痛める人と痛めない人がいます。その違いは、歌っている時間の長さより、喉にどれだけ負担をかける出し方をしているかにあります。

喉が痛くなる歌い方には、いくつかの共通点があります。次の章で、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

喉を痛める歌い方の共通点

1. 高い声を、喉を締めて張り上げている

高い音を出そうとするほど、のどぼとけ(喉頭)を持ち上げて、喉のまわりの筋肉で無理やり声を押し上げてしまう——これが最も多い「喉を痛める歌い方」です。声帯(喉にある、息の通り道をふさぐ二枚のヒダ)に強い負担がかかり続け、続けると声がれや痛みにつながります。→ 高音で喉が締まる・張り上げてしまう人へ|脱力して高音を出す練習

2. 大きな声を、喉だけで出そうとしている

声量を上げようとして、息の支えを使わずに喉だけで声を大きくしようとすると、声帯に強い圧がかかり続けます。特にカラオケの終盤、疲れてくると腹式呼吸が崩れて喉に頼りがちになるため、後半ほど喉を痛めやすくなります。→ 大きな声を出す方法|喉を痛めずに声量を上げるコツ

疾走感のあるフロウで喉に負担をかけずに歌う工夫は、アジカン後藤正文の歌い方でも解説しています。

3. ウォームアップなしで、いきなり高い曲・大きい声から歌い始める

準備運動なしで全力疾走するのが体に負担をかけるように、声帯も温まっていない状態でいきなり高音や大声を出すと、負担が大きくなります。特にカラオケの1曲目に難しい曲を選んでしまうと、喉が慣れないまま無理をすることになりがちです。

4. 乾燥した状態・水分不足のまま歌い続けている

声帯は粘膜でできているため、乾燥すると振動しにくくなり、同じ声を出すのにもより強い力が必要になります。水分を取らずに長時間歌い続けると、知らず知らずのうちに喉への負担が積み重なります。

喉を痛めない歌い方|予防のためにできること

歌う前に、軽いウォームアップをする

いきなり本気で歌わず、リップロール(唇を軽く閉じて震わせる)やハミングで、小さな声から徐々に慣らしていきます。ほんの1〜2分でも、喉が温まっている状態とそうでない状態では負担のかかり方が変わります。

高い声・大きい声は「息の支え」で出す

喉だけで頑張るのではなく、お腹から息を支えて、その息の流れで声を出す意識に切り替えます。喉に力を入れる代わりに、呼吸のコントロールで声量や高さをまかなえるようになると、同じ歌でも喉への負担が大きく減ります。→ 腹式呼吸で歌う方法|歌が変わる息の使い方と自宅練習

こまめに水分補給をする

歌う前・歌っている合間に常温の水を飲み、喉の粘膜が乾燥しない状態を保ちます。冷たい飲み物やアルコール、カフェインは喉の粘膜を刺激したり乾燥させたりしやすいため、長時間歌う予定があるときは控えめにするのがおすすめです。

「まだ出るけど、変な感じがする」で一度やめる

喉のケアで最も大事なのは、痛みや違和感が出た時点で、その日は無理をしないことです。「もう少しなら出せる」と続けてしまうと、軽い違和感がその日のうちに本格的な痛みに変わることがあります。ヒリヒリする・こすれるような感覚・声がかすれ始めた、といったサインが出たら、その日はそこで切り上げましょう。パワフルな高音を出し続ける場合の注意点は、LiSAの歌い方でも触れています。

歌ったあとのケアも忘れずに

歌い終わったあとは、喉を休ませることが何よりのケアになります。すぐに大声で話したり、乾燥した部屋で過ごしたりせず、水分を取って喉を休ませましょう。声がれや痛みが2〜3日以上続く場合は、自己判断で我慢せず、耳鼻咽喉科など専門医に相談してください。無理をして歌い続けると、症状が長引いたり、声帯そのものを傷つけたりするリスクがあります。

参考動画

以下の動画が参考になります。

喉を痛める歌い方は、たいてい「クセ」に原因がある

ここまで紹介した「喉を痛める歌い方」の多くは、一時的な不注意ではなく、日頃からの発声のクセであることがほとんどです。張り上げるクセ、喉だけで声を出すクセは、意識するだけではなかなか直らず、自分では気づきにくいという特徴があります。

歌の練習アプリ「ボイとれ!」は、録音した声を症状別に診断し、喉に負担をかけているクセに合わせた練習メニューを組んでくれます。「なんとなく喉が疲れやすい」と感じているなら、まずは自分の歌い方のどこに負担がかかっているのかを知ることから始めてみてください。→ あなたの声のクセはどのタイプ?4つの症状と直し方【セルフ診断】

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