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「3月9日」(レミオロメン)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安

レミオロメン「3月9日」の音域は最低音C3〜最高音G4。裏声は使わず、幅は約1.6オクターブ。難所はAメロの低音からサビのG4への落差です。原曲キーで歌える条件と、男女別のキー調整の目安を解説します。

ボイとれ!編集部ボイとれ!編集部
「3月9日」(レミオロメン)の音域|最高音・最低音とカラオケのキー目安

レミオロメン「3月9日」の音域は、最低音C3(mid1C)から最高音G4(mid2G)まで。裏声は使いません。最高音G4は平均的な男性の地声の上限あたりで、多くの男性が原曲キーのまま歌い切れる曲です。ただしこの曲は、Aメロ・Bメロが低音中心で進んだあと、サビで一気に高いところへ持ち上がる構造をしています。「低いところで歌っていた声のまま、サビに突入して張り上げる」——これが一番よくある失敗です。

「3月9日」の音域データ

項目
最低音C3(mid1C)
最高音G4(mid2G)
地声最高音G4(裏声は使用しない)
音域の幅約1オクターブ+7半音(約1.6オクターブ)
高音の出どころサビ・Cメロ・ラストサビ(G4が全体で7回程度)
低音の出どころAメロ・Bメロ(D3〜F3の中低音が頻出)
テンポBPM76前後(やや遅い)

音域データはvocal-range.com(J-POP 音域の沼)・stepupkaraoke・ボイトレマニアなど複数の音域分析サイトで共通してC3〜G4とされており、当サイトの男性が歌いやすい曲【音域一覧】に掲載している数値とも一致します。

なお表記について、C3は「mid1C」、G4は「mid2G」と書かれることもあります。C3はピアノの真ん中のド(C4)の1オクターブ下のド、G4はその真ん中のドの上のソにあたります。

この曲が「歌いやすい」と言われる理由

  • 裏声を使わない:最初から最後まで地声で歌い切れます。地声と裏声の切り替え(換声点)でつまずく心配がありません。
  • テンポがゆっくり(BPM76前後):息継ぎの余白が十分にあり、慌てずに歌えます。
  • 最高音G4が男性の標準的な地声の上限内:多くの成人男性の地声はG4〜A4あたりに上限があり、G4はそのぎりぎり内側です。
  • 曲の中心はF4あたり:サビの主戦場はG4より少し低いF4で、この高さなら出せる男性は多い、という分析が複数のカラオケ解説サイトで共通しています。

難所は「Aメロの低音」と「サビへの落差」

音域だけを見ると易しい曲ですが、実際に歌うと詰まる箇所が2つあります。

1. Aメロ・Bメロの低音が長い

この曲はAメロ・Bメロでmid1D〜mid1F(D3〜F3)の中低音が非常に多く登場し、登場回数が多いぶん、見た目の音域以上に「低音の曲」に感じられます。ここで声が細くなったり、息だけが漏れてしまう人は、曲の前半がまるごと聞き取りづらくなります。

低音を鳴らすコツは、喉を押し下げて無理やり低くしないこと。→ 低い声を出す方法|地声で響く低音を出すコツと注意点

2. サビでいきなりG4まで上がる

低音で歌い続けた喉のまま、サビで一気にG4まで持ち上げようとすると、ほぼ確実に張り上げになります。この曲で「サビが苦しい」と感じる人の多くは、G4という音そのものが高すぎるのではなく、直前の低音からの切り替えができていないのです。

サビに入る前のBメロの時点で、すでに「上に持っていく準備」ができているかどうか。ここが原曲キーで歌えるかどうかの分かれ目になります。高音になった瞬間に喉が締まる自覚がある人は高音で喉が締まる・張り上げてしまう人へ|脱力して高音を出す練習を先に読んでみてください。

原曲キーで歌えるのはどんな人か

次の2つを両方満たす人は、原曲キーのままで歌い切れます。

  1. 地声でG4(mid2G)が、張り上げずに出せる:ピアノアプリなどでG4を鳴らし、その高さで「あー」と伸ばしたときに、喉が締まらず声が5秒以上続くかどうか。叫ぶような声しか出ないなら、まだ届いていません。
  2. 地声でC3(mid1C)が、かすれずに鳴らせる:C3で声に芯があるかどうか。息の音だけになるなら、Aメロが成立しません。

自分の上限・下限を測る手順は音域の調べ方・測り方|自分の音域をチェックして広げる方法にまとめています。測ってからキーを決めるのが遠回りに見えて一番早い方法です。

キーを下げる目安(と、下げすぎの境界)

男性の場合

  • G4が苦しい人-1〜-2。-1でF#4、-2でF4まで下がり、多くの男性が余裕を持って届く高さになります。曲の中心であるF4あたりの音も下がるため、サビ全体が楽になります。
  • -3以上は原則おすすめしません:最低音C3がA2まで落ち、ただでさえ長いAメロの低音がスカスカになります。サビが楽になった代わりに、曲の前半がまるごと聞こえなくなる——これがキーの下げすぎのサインです。この曲はAメロ・Bメロが長いため、下げすぎの代償が特に大きく出ます。
  • もともと声が低い男性:-1が現実的な落としどころです。複数のカラオケ解説サイトも、声の低い男性には「1つ下げる」を推奨しています。

キーを下げること自体に抵抗がある方はカラオケでキーを下げるのはダサい?下げすぎのサインと自分に合うキーの決め方を読んでみてください。下げすぎの見分け方も解説しています。

女性の場合

原曲キーのままでは全体が低すぎ、Aメロがほとんど鳴りません。+4〜+5上げると、最高音がB4〜C5、最低音がE3〜F3となり、女性の地声で扱いやすい範囲に収まります。ボイトレマニアなどのカラオケ解説サイトも、女性には+4〜+5を推奨しています。

ただし+5にすると最高音がC5になるため、高音に余裕がない人は+3〜+4で止めるほうが安全です。最終的にはカラオケの機械で1つずつ動かしながら、サビで力まずに出せる位置を探してください。

「歌えるかどうか」の前に、自分の声のクセを知る

この曲でつまずく原因は、大きく2つに分かれます。Aメロの低音に芯がないか、サビで張り上げてしまうか。どちらなのかによって、やるべき練習はまったく違います。

そして厄介なのは、歌っている本人には、自分がどちらでつまずいているのか分かりにくいことです。自分の声は骨を伝わる音が混じって聞こえるため、実際より太く・出ているように感じられてしまいます。「なんとなくサビが苦しい」で終わらせず、一度録音して聴き返してください。低音がスカスカなのか、サビで喉を締めているのかは、録音を聴けば一目瞭然です。

歌の練習アプリ「ボイとれ!」は、録音した声を症状別に診断し、そのクセに合った練習メニューを組みます。張り上げグセなのか、低音の芯が足りないのかを切り分けたい人は、まず自分の声のタイプを確かめてみてください。→ あなたの声のクセはどのタイプ?4つの症状と直し方【セルフ診断】

似た音域の曲を探すなら

「3月9日」が原曲キーで歌えたなら、同じくらいの音域の曲もレパートリーに加えられます。

音域つきの曲リストからまとめて探したい方は男性が歌いやすい曲【音域一覧】曇天・桜坂・3月9日など最高音つきで比較、およびカラオケで歌いやすい曲【音域つき】声のタイプ別・男女別の選び方もあわせてご覧ください。

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